Track byHaras
止めどない野原を走ろう いつも笑っていたような あんたを思い出した 久しぶりに 昨日にはない 激しい日差し避けて 深く被る帽子のつば曲げて 少しだけ影を泳がせて 何気なく気づく晴れの術を 大袈裟に飛べよ鳥の群れよ 誰も洗わない地蔵も 相変わらずな池の辺り 重たい煙が迸る つれない道を練り歩き どのみち、いつも飽きるだけ 何気ない景色、そばに居て