君が着るって話していたから 浴衣にしたのにそんなに笑わないで “真剣勝負”の金魚すくいで勝ち誇 る君は いつかの少女みたいだ… 貰ったうちわを扇いだら 水辺と火薬の懐かしい真夏の香り もう一度こうして肩を並べて夜空を 眺められるとは 思わなかった 別々の道歩んだ日々が学ばせてくれ たのかな… 大切なモノ 大切な人 花火が咲き乱れる夜 何かが動き始めた 川辺に夢広がる夜 もう君を離したくない 沸き起こる歓声が月夜に上る いつまでも咲き誇れ 咲き誇れ 上流の鉄橋 渡ってく電車がひとときの夢を羨ま しそうにしてるよ シートを広げて食べるカキ氷 君を失くした夏とは“色”変えたん だ やぶ蚊に刺されて悔しがっては 爪で“十字”を付けてるその明るさ に救われていく 花火が水面できらめく 僕らの“流れ”も変わる 心が彩られた夜 やっぱり君しか居ない… 空を仰ぐ横顔は 柔らかい笑顔のまま ねぇ、未来も瞳に映ってる? 花火が咲き乱れる夜 何かが動き始めた 川辺に夢広がる夜 もう君を離したくない “祭りのあと” はもう来ないはずだね いつまでも咲き誇れ 咲き誇れ いつまでも咲き誇れ 咲き誇れ…