おやすみの魔法

歌詞

行かないで 行かないで 目を閉じて呑んだ言葉 まだ いえなくて 揺らぐレンズ越し 君が見せた月 滲む色拭えないまま 星が陰る 凪いだ雲遠く 沈むほど想う 吹き抜けた藍のカーテン 風と夜の匂い 願って叶えば夢の中 君の声も知らないよ 夜が言う 溺れる 世界が眠れぬまま きっと おやすみ 雨催い 幽い月に 言えない きっと朝は来なくて さよなら 夜を引く合図は もう 聞けない 雨音 まだ響いて おやすみ ただ淡く ただ溶けてく 記憶もそっと影を照らして さよなら 想い溶かす魔法が 知りたい 明日の空は 消えないの 消せないの 悲しい音だって 消えないで 消えないで うるさいくらいでいい 言えないの 言わないで 空いた右手 息をする まだ 君の横で さめないで さめないで 褪せる夢置いて でも少し もう少し 風が強いからと 置いてって 置いてって 泣き止んだ空が静んで ああ 言葉を 今 おやすみ