手を繋いだ時に弾けた1mAの電流 これを恋と呼べないならば他の何が 代われる 寝不足が祟って講義中もずっと舟を 漕ぐ 君を見ている 話したいこと 山ほどあるのに一々どっかで閊える 余所見しないようにって抱き締める 若さはもう必要はない それくらいに僕は十二分に君を 信じてるから 前を向ける I love you, I love you I'm close to you, I love you 恥じらいながら朝を迎える I love you, I love you I'm close to you, I love you どちらにしたって僕に愛される 止まり木を探す椋鳥達がビルから ビルへ渡る その空爆をかわしながら君は 大層に燥ぐ 古い映画に見た ラストカットがずっと続いている そんな気でいる I love you, I love you I'm close to you, I love you 恥じらいながら朝を迎える I love you, I love you I'm close to you, I love you どちらにしたって僕に愛される 勾配のきつい坂を二つ自転車が登る 変速のギア ガチャガチャ鳴らして立ち漕ぎで 行く 誰かに出会うために起こった"生" だとしたら その大部分を君ってやつが 叶えることになる 音はとうに自分の速さを解り 始めていて 揺れながらもっと遠くへって 空気の間を抜ける 断りもなく沈む日に時も忘れている 君を見ている