虹色になって消えてった あなたのわがままで 雨が降ったって知ったんだ 狭い空 ここじゃ分からない 散らかっていた部屋の わずかな七色で 探し始めてしまったんだ 新しい世界の入り口を 見つける旅 ため息混じりでも 息は続いてるよ 夢を見た ただそれだけと 思うほどに深く 長く残ってさ これだから 夜は嫌いだと 笑って歩き出す 僕らは霧の中へ 例えば空の色が 思うまま変わるなら 何一つない夜空に 大きな虹をかけたい 月の光を背に 眺める君の目は 宝物を見つけた 子供のように煌めいて 泣いてただろ 俯いて隠す 涙の数だけ さよならが 最後に交わった 心は痛んでも 先が見たくてさ 聞いただろ 今は自由さ。 虹が晴れた先の 僕らの夢の中へ。