独りと初めて気がつけたのはね いつも失ってから 2人が会えるのは月が満ちるまで だからね今だけ 強く手を握って 足りないくらいが丁度いいとか 寂しい事言わないでよ 金木犀の香りが流れるより あなたの隣 浴びる乾いた風が 何よりも分かる 秋の知らせ なんてことを考えては1人歩く道 あなたとの恋は上書きされてゆくの どうせまた同じことの繰り返しで 愛がなんだか わかるはずもないの だってまだ私は二十歳 震えない携帯握りしめたまま 真暗な空の満月を待った あなた越しの未来 全てが澄み渡って見えていたのにな あなたとの恋は上書きされてゆくの この気持ちもいつの日か 薄れるだろう 寂しさの中で埋め合いたいだけなの だってまだ私は二十歳だから あなたとの恋は上書きされてゆくの 愛がなんだか わかるはずもないの あの秋はきっと幻