深夜1時 僕は外に飛び出した 光が降る空を見たかった 川を渡る道の上 命はそこで終わった 冷めた地面が頬をさす 平凡な日常 窓の外にいる君の帰りを待っていた 流れる星が綺麗だったの 風が気持ちいいの 僕の知らない世界を 少しでも覗きたかった 見たことのない世界を 深夜1時 走る光を見たんだ 見たことのない世界 感じたことのない風 走り出した僕は止まれない 今 僕の命が消えた 揺らめく星が綺麗だったの 風が気持ちいいの 僕の知らない世界を 少しでも知りたかった 君に知らせたかったの こんな世界あるんだって 僕の知らない世界を 君と分かち合いたかった 気づいた僕 白檀の匂いがした 何も見えない 身体は動かない 誰かの声がする 僕を包んでくれた声が 夜の星が綺麗だったの 風が気持ちいいの 僕の知らない世界を 少しでも知りたかった けど 綺麗なまま 最後に君に会えてよかった