一人部屋で息を潜めていた 午前3時過ぎ 僕だけが止まったまま進む 世界にしがみつく 産声はまだ聞こえないまま 独り善がりな僕は見返りばかりを 求めては 抱く必要のない不安の群れに 苛まれている 拭いきれない憂いも 守りきれない無力も愛せたら ありのままの僕で 心の奥に近づけたかな その声はもう聞こえないのに まだ夢を見ている 根を張って地を這って 儘ならない今日を越えて 手を取って地を蹴って ここではない何処かへと 心を繋ぐ音が響いてる 向かう場所は分かるのに 波が想いを流し去ろうとしては また躓いてしまうな ここで命尽きて終わりを迎えても 構わないと 思える様なその瞬間をただ探し 続けている その声はもう聞こえないけど まだ前を見ている 根を張って地を這って 儘ならない今日を越えて 手を取って地を蹴って ここではない何処かへと 心を繋ぐ音が響いてる 向かう場所は分かるだろう 波が想いを流し去ろうとも 根を張って地を這って 儘ならない今日を越えて 手を取って地を蹴って ここではない何処かへと 心を繋ぐ音が聴こえるかい 進む道は見えるだろう 波が想いを流し去ろうとしても もう迷わないでいいから