桜が彩ったモノクロの空 飛び立ってく鳥の羽を見ていた 小さな約束から始まる旅 夢中で走ってきた はじめて出会った日 臆病になったよ 夕暮れに泣いた日 手を取り合ったよ 雨降りにあった日 傘を分けあったよ 美しく残酷な日々 なけなしの勇気を持って もしかしたらって祈って 脆くもない弱くもない そうありたいから手を握った 駆け上がって どこかで涙流して嘆いた君が 笑えるように 胸に宿った灯火を重ね、 明日を照らそう それでいつか私を創るすべてが 君のすべてと交わるなら ここで育った喜びにきっと花は 咲くでしょう そうだほら、 始まりだったあの日も今日のような 風が吹いていた いつの間になくなった風景や 短くなった袖丈から 三度目の春を知ったんだ 近くて遠くあるような未来で 来年の今頃、私、 何を思っているのかなぁ 照らされたライトの下、 確かな微熱の中 いつかは思い出に変わってく今を 生きてる 一緒に歌ってよ メロディを いつでも戻って来れますように 大切でかけがえない二度と 来ない日を繰り返して高く飛べ! 誓ったんだ、そうでしょ? 雨に濡れても風が吹いても 消えないように 胸に宿った灯火を重ね、 ここで歌おう それでいつか私を創るすべてが 君のすべてと交わるなら 今まで出会った悲しみも 多分意味があるでしょう あの頃探してた 未来に近づけたような気がしたの でもそれは本当はまだ プロローグだったかもな あの時アナタが言ったこと 今ならわかるから 脆くても弱くても踏み出す一歩で 未来を射て! 駆け上がって どこかで涙流して嘆いた 君に聞こえるように 夢に描いたあの場所で私、 歌ってみたい 出会ってきたすべてを 忘れないから、 なくさないから胸の中で あの日仰いだ青空がいつも背中を 押す 走っていけ いつかさ、立ち止まったら 振り返ってさ、思い出して ここで過ごした灯火が道を 照らしますように そうだほら、 始まりだったあの日も今日のような 風が吹いていた どこまでも飛ぼうよ