夜風が触れた 左の肩に あなたのぬくもりが まだ残ってる 言いかけた言葉 飲み込んだまま 時だけが 正直に進んでく どこで間違えたんだろう 問いかけるたびに遠くなる声 愛してた、それだけは 今でも誰にも負けないよ まばゆさのあとで 目が覚めた朝に あなたのぬくもりだけ 置いてけぼり 「さよなら」さえも 優しすぎたね 泣けなかったのは 強がりだった 交差点すれ違う人波に ふと似た横顔に 足が止まる もう戻れないって 知っているのに 心だけ 追いかけてしまうよ 写真の中のふたりは 永遠を疑わず笑ってたね 「幸せになって」と 祈る声が震えてる まばたきの間に 過ぎていく季節 あの日の笑顔だけが 胸を刺すよ さよならじゃなくて ありがとうって 言えたら今より 少し優しい まばゆさのあとで あなたを想えば 痛みさえ 愛しいと思えるから 次の恋へと 進めるように この涙 きっと意味になる