ねぇ、聞こえてる? 言葉にできないわたしのこえが あなたに届く日はくるのかな 笑ってた その向こうで 何度も名前を呼んでたよ あなたのこえが好きだった 言葉よりも その空気のあたたかさ だけど ちかごろの沈黙は わたしのこころを 少しずつ冷やしていく 言えなかったことが 積もっていくたび わたしのこころの「こえ」は ささやきにも 叫びにもならずに ただ 静かに泣いていた あなたのこえをききたくて あの日のこえを ひとりで何度もリピートする 心の奥でまだ 信じたいわたしがいる たとえ もうあなたに届かなくても