眠れない夜、ぎらつくネオン この街が今日も演出した「感覚」= 「錯覚」 人ごみに溶ける安い涙 堺筋、演者、不安煽る。 でも君が、気掛かり 捨てた感情はもう既に朽ちて 目に見えないけれど 大切にしていたものは、何? 押し殺した感情は、 路地裏のコンクリートにぶつかって 夜の静寂にただ唯一響いた。 駐車場に 置きっぱなしにした9%の空き 缶の中に捨ててしまったココロは どれだけの対価を支払ったとしても 買い戻すべきだったわけだ。 サイレント、ずっとサイレント 認められたい欲求のバブルは弾けて 水になった。 サイレント、ずっとサイレント 知っていたんだろ? 最後は誰も一人で 眠っていくことをさ。 「手の鳴る方へ、目が眩む方へ」 狂っちゃったフリしてさ 「手の鳴る方へ、声がする方へ」 上がってんの体温が この街のエレクトリックラプソディ アルコール、欠けた月、細い呼吸。 瞬きさえ出来ないまま 「手の鳴る方へ、愛される方へ」 曲がっちゃった愛情も 「手の鳴る方へ、夢見られる方へ」 狂っていても平気さ 「手の鳴る方へ、声がする方へ」 上がってんの体温が