午前4時、未だ煩い静寂 眠り方さえ、もう忘れた 間違った夜さえも 「全て錯覚」って夢は笑う、笑う 曖昧なこの世界に 僕はまた溶けそうになる 明けない午前3時 秒針を右に回す 正解の無い問いかけ 言葉の羅列、記憶のかけら ありふれたこの夜を傷つけて 目がくらむような光を いつか僕は見た気がした いつもうまく届かないね 今日も祈りを 午前2時20分 千日前通りを西へ下る その時、風になれた気がした 「僕たちの夜明けはどこ?」 夜が明けたら 合図でもう一度 ひとりぼっちで 信じてみよう 迷って、悔やんで、 蔑んだ人のエゴも 壊れた暮らしで 手を伸ばす優しさも 受け入れて見付けた 僕だけの言えない魔法 「孤独」が「存在」に変わってく 曖昧なこの世界を 許して、愛して 明け方、午前5時 僕はまた人を信じ 正解は生きることを選んだ君だけ 救いを、願いを、誓いを 『生きることを正解だと言った 君の横顔はとてもキレイで まだ迷いの残っていた僕の考えを 燃やして灰にしたんだ 言葉の銃弾だけじゃないよ、 本物の銃弾が飛び交ってんだよ、 こんな世界をどう思えばいい? いろんなものが終わっていくし、 いろんなものが変わっていく でもそれでいい 僕たちは 変わっていくものの中に夜明けを 信じよう、 変わっていくものの中の夜明けを 見よう ずっと』