雪中梅

歌詞

*朝日照らされ 今日も背中押されて 顔に刺さる冷てえこの町の風 めぐり逢いと経験はきっかけと 通過点 山を見て言った 「俺はまだこんなもんじゃねえ」 はなから 用意はされてない答えなんて 過去の事は勘弁　今も家庭が難点 死んだ後に採点　俺の人生は何点？ 家族、仲間、 胸張れる仕事それ以外はいらねえ クソったれ躁鬱　閉じられた門は お袋に言われた 「この親不孝もんが」 吹雪みたく 浴びたこのパンチラインは 散々言われすぎてもう何も 感じないんだ 本当はそう思いたいでもそう 思えない どうしたらいいのか 誰に聞いたってわからない 親父が言ってた 「俺が助けるしかない」ってさ 縮こまった背中から俺も学んだ 昔から変わってねえ弱音なんて 吐かねえ 夢なんて儚ねえだから一瞬が大切で 家族の為やりたいことも捨てて この道何十年この先もあと何年 親父が1人で背負い込んでたハンデ 俺もいるじゃねえか苦しさは半々で 何があったって家族は家族で 守る物の為に生きるそれが 男の仕事です。 ＊朝日照らされ 今日も背中押されて 顔に刺さる冷てえこの町の風 めぐり逢いと経験はきっかけと 通過点 山を見て言った 「俺はまだこんなもんじゃねえ」 夕日照らされ　今日も仕事終わらせ 台所の灯で　無口飲む酒 月夜に沁みてく　男2人日本酒 雪中梅で語る 「俺らこんなもんじゃねぇ」 「いつまでもあると思うなよ 親とお金」 あれを買えこれを買え 覚えてる俺の声 ごめんな今更だけどまじで申し 訳ねえ まだ間に合うなら欲しいニ人笑う 幸せ 神棚、仏壇、 流れ星にだって祈ったさ 罵声が散乱　したくねえよ喧嘩は いつだって気がつけばアルバムを 開いてた 一家揃って笑ってた　あの時の団欒 次の章に進めば一つ落ちてく段落 俺たちは変わらずにこの町で 生きてく 焼けて枯れて酒に溺れ良い味を 出してく 美味い物食うため唾と涙だって 飲んでく 午前三時目が覚めてなんか眠れねえ 巡り合ったビートに思い出を重ねて 混じる鼻声　詩を贈るあなたへ 面と向かっては言えねえ死ぬ前の餞 積もる雪の中からでも梅の花は 咲いて この家の末っ子　俺が恩を返す番で 他人に何言われたって別に関係ねえ 1人孤独でもいつまでも俺たちは 家族です。 ＊朝日照らされ 今日も背中押されて 顔に刺さる冷てえこの町の風 めぐり逢いと経験はきっかけと 通過点 山を見て言った 「俺はまだこんなもんじゃねえ」 夕日照らされ　今日も仕事終わらせ 台所の灯で　無口飲む酒 月夜に沁みてく　男ニ人日本酒 雪中梅で語る 「俺らこんなもんじゃねぇ」 産まれた意味と価値は自分で 持たせて 「たまには飲むか？」って 親子飲む酒 甘辛く沁みてく　男ニ人日本酒 雪中梅で語る俺ら、 捨てたもんじゃねぇ