三畳一間の小さな窓に 腰掛けてタバコをくゆらす 名前も知らない仲間達 集まった50人暮らし 自転車で走ろう 商店街を抜けて 飲み屋の前女の子が 笑顔をくれたりして あの街を抜け出した 居場所を失くしさ迷う日々 ギターだけ抱きしめて こんなくだらない歌 歌うため 三畳の青春 三畳一間の小さな部屋 ちゃぶ台にはビールとキャベツ 壁の向こうは外国語 国際的50人暮らし バイトが終わったら 激安スーパーへ 途中流れのない川にも 時々はねる魚がいる あの街を逃げ出した 夢を見ることに飽きたんだ 大切なのは動き出すこと 窓から差し込む光 目を細め 感情を制する あの街を逃げ出して 独りきりを選んだ日から 淋しさに別れ告げた こんなくだらない歌 歌うため 三畳の青春