いつも何か壊れる 不思議なこの部屋で 眠りながら感じた どうでもいいような アフォリズム・・・ 小さな星の輝きが ほら 大きな月の手で隠れてゆく 何よりも大切な言葉からも 今は遠く 暗く せまい 部屋の中で 眠ろう 夜明けまで 今日の日を 果てしなく 何度でも 飽きるまで 幸せに 眠ろう いつも誰かの声で 目覚める夢を見る それから後の時間は 百年たっても同じさ どこにいても 帰れない いくら水を飲んでも眠れない 誰よりも大切なはずの自分が 今はもう ずっと向こうの方に見える 人波を避けるように 人波に避けられて 小説を読みながら しっかりと曖昧に フラフラで ボロボロで バラバラで ギリギリで・・・