一番線 停留所 銀河の終点に 淡く灯った赤いトーチは まだ遠い 孤独が引きあうような 僕らの旅も 意味がきっとあると思うのさ そう今だって 出逢っては別れてきた 迷っては選んできた 笑うほどのタイトロープ それでも君を見つけた 何光年を駆けるくらいに 君の心を震わすくらいに もっと もっと もっと 声を出したい 灯りのない 夜のその向こうで アステリズムの最南端で ずっと ずっと ずっと 君を呼ぶよ 暗く綺羅めく月の裏も 茹だるような寒さの砂の海も 君のしるべ 歩み見たそのすべてが 今この僕をかたちづくってる 与えたり貰えたものを 願っては紡いだものを 互いに知ってきた僕らだから ここまできたんだろ 何光年を駆けるくらいに 君の心を震わすくらいに もっと もっと もっと 声を出したい 灯りのない夜のその向こうで アステリズムの最南端で 君を見つけたの— 何億年と響くくらいに 君の憂いすら晴らすくらいに もっと もっと もっと 声届けたい 飽く間もない眩く世界を アステリズムの最終線を ずっと ずっと ずっと 君といくよ きっと きっと きっと 離さない様 君だけを―