やっぱりさ 君はわたしの特別、だよ ユキノミチ 帰りながら考えてた 何回も踏まれたから 汚れた雪 でも 真白なきもち 胸にまた降り積もる 君が買ってくれた 冬のアイスティーは 場ちがいで いとおしいプレゼント うれしかったんだ いつまでも 捨てられずにいるよ 冷たくて飲めないのに ずっと握ってて 「ああ、君のこと好きなんだ」 と思ったんだ いつか いつか 帰り道まで おなじになる日を ずっと夢見ていた わたしがときどき選ぶ アイスティーを 覚えててくれたって それだけで うれしかったんだ 君の胸にも残っているの? 一緒に過ごした日々のすべて 流行映画も 笑うたびに揺れるピアスも 白く 深く 刻まれて 消えない