笑みが霞む 記憶のように 遠の記憶も思い出せずに 頭の中で暮らしてる 君の姿に 綺麗な姿の僕が手を伸ばしてる 言葉の出ない僕にそっと 笑みを零して 手を引いた君の背中は眩しかった あなたがかけた言葉の数 果てしなくて 歩みを進める その先は光だった 緑の上で広がる朝は綺麗で そこに立つ背中が大きくて そこに立つあなたが忘れられない ♪ 景色が進む フィルムのように 目の前の君が微笑んでる 春夏秋冬 記憶が色づいてく 気づいた頃には霧も薄れてきた 微かな光見える先を 君が指さして 音もなく進む君を僕は見つめてる 振り向く君の口角が少し上がって 君の微かな口の動きだけで僕は 気づいたよ あぁ逢いに来てくれてたんだね 思い出を見せてくれたんだね 鈍感で察せない僕に 気づかせてくれてありがとう あぁばいばい言えてなかったね でも最後に会えて良かった 透明な君の指先を最後に 光の中に溶けて消えた ♪ 笑みを零す 君を最後に ぼやけた視界に君が残ってる 気がした あなたがかけた言葉の数 果てしなくて 歩みを進める その先は光だった 最後に見た君の顔が愛おしくて 最後の君の笑顔がまた見たかった 最後に見たその景色が忘れられない ふと目が覚めて 体を起こす テーブルの上に カフェラテひとつ あぁ夢だったのか 呟く僕の 頬を伝う雫は冷たかった