冬の空に抱いた ガラス越しに触れた風模様は ほとんど確信に近い想像しているの さざなみ一つない 広い湖面を沈まず歩けちゃう 混迷と不安に近い予感しているの いつだって気にかけていた ふらふらしているように見えたから いつだって飛び込んでゆきたい! ふかふか温かな あなたに 雪風の中舞う蝶々を見た 葉を落とした木陰で手を重ねた 時が少し止まってくれるのを知った 秘密を秘密のまま愛せるかしら? いつだって憧れていたい 季節に寄り添う素敵な表現 いつだって駆け出してゆきたい! 海が凪いだような あなたへ 月が二つ浮かんでいるのを見た 陽だまりに溶け込みそうな声 そして 遠い場所から探していた ニットの鮮やかな赤