Track byMoon In June
ほら。 真綿に抱かれるように 深い眠りにつく夜さえ、 目が覚めるほどの照度。 衝動を甘やかす崇高。 進めなくなる時は助けるからって、 やがて魂まで差し出して、 繰り返す 意思に嫌気がさすからって、 赤い唇に魔が差した。 憂鬱を弄んで 「生まれた時代を間違えた」 と嘆いても、 消えられずにいる。 分からなくなるたび 知りたくなるから、 必然に血潮さえ混ぜ合って、 過ぎ去りし日々が現在を 惑わすなら、 熱い柔肌に魔は差すか?