君の住む街 やがて痛いくらいの夜明け 額にかざす 手のひらの血潮が透けた 眩しくて目の奥が痛くて じっと瞑った 瞼の裏側 透けている、光 眩しくて 何もかも諦め、 全て捨ててきたと思う 最後に残ったもの それを探す毎日だ あの夏の空 浮かぶ入道雲の群 思い出すのは あの頃みた現な夢 時が経ち やがて年老いて ゆっくり閉じた 瞼の裏側 透けている、光 包まれて 何もかも忘れて 残された思いに気付く 本当に大切なことは "今"の中にある 何もかも諦め、 全て捨ててきたと思う 最後に残ったもの それを探す毎日だ