コーヒーの香りで目が覚める朝 まだ夢の中にいるみたいで 肩にかけてくれたブランケットが あなたの優しさみたいに温かい 夜にこぼれた弱さたちも 朝陽が全部洗い流してく 静かに始まる今日というページ 隣にあなたがいるだけで モーニングライトに包まれて 何も言わずに見つめ合う時間 昨日の涙も、過去の迷いも この光の中でそっと 「大丈夫」って言える気がした 窓辺に座ってるあなたの背中 ちょっと不器用で、でも真っすぐで 言葉よりも信じられるものが この部屋にはちゃんとある気がする 急がなくてもいい朝が ふたりの呼吸を整えてく わざと遅らせたアラーム もう少し、このままでいたい モーニングライトに包まれて 見慣れた景色が輝いてく 特別なことがなくても あなたの笑顔ひとつで 世界が優しくなれる朝 目覚めのキスがわたしをほどく 昨日までのざわめきも忘れて あなたの声で始まる今日が 何よりも愛しい モーニングライトに包まれて 時間が止まればいいと思えた 眠たい瞳をこすりながら 「おはよう」とつぶやいた あなたの胸で、呼吸を合わせた カーテンの隙間から 射し込む光が眩しくて あなたといる朝はいつも 未来が近くに感じられる 今日もここから始めよう
