絡まった糸を解くような 生活に嫌気がさしていた 涙のモザイク 周りが見えなくなってしまう 挟まったままの栞みたいな 忘れられているような感覚に 何故か寂しくなる 息がしづらくなってしまうのは あなたがいないから なのかもしれない 涙が溢れるほど幸せだったんだ あの日々を抱きしめていたかった 貰ったもの全てが愛おしくて 預かった感情 あげた想いも返して 始発から見える朝焼けのように 儚く揺れる君の髪のように 言葉が出ないほど綺麗だったのは 紛れもなく「あなた」でした 散らかった部屋は しばらくそのまま 当たり前が無くなった 涙が溢れるほど幸せだったんだ あの日々を抱きしめて 隣にいてほしかった なんて今更言えないな さよならもありがとうも 涙が溢れるほど 幸せだったんだ