まあるい月を見ると浮かぶ 二度と会えない君がトリガー 実態空虚な思考は 全神経駆け巡って てっぺんまで戻って消えた ぴったり貼ったポーカーフェイス 積もり積もった果てに層で 本音の顔まで忘れちゃって 夕暮れと夜との 膜をすり抜けて わかりやすい嘘にだまされてあげる それが僕たちを護るのならば 毒の唇にクリームを塗った 君を舐め回す犬にでもなろう 満ちる香りのせいだろうか どうにも息が詰まるんだ 大体こんな芳香性 右に倣った装飾で 共鳴腔湿らすクロエ 現実感とうに皆無 Your name too 意味も愛撫 忘れちゃって問題ないないなぁ 短調の喘ぎが 心を揺さぶる わかりやすい嘘にだまされてあげる 重ねた身体が少しズレても 目をそらす君の視線の先には 異形の誰かがいるのだろう