「ぽっかり穴が空いたような」とは うまく言ったもんだよな 今のとこ隠せてるが いつもなにか足りない毎日なんだ 君がいなくなってから僕は 自分が自分じゃないようで まるで他人のコクピットにいて 操縦してる みたいな日々だ 投げ出してしまいたい夜も 吐き出してしまいたい嘘も 捨て場のない廃棄物 一人で抱えて明日をどう 生きたらいい? 心のどっかで本当は 立ち直ることに怯えていて 忘れて心ない人になるくらいなら このまま傷ついていよう 君がいなくなってから僕は ずいぶん口数も減ったよ もともと喋る方じゃないが 大事なことは一つも話さなくなった これ以上 食べ切れない空白を食べて 早送りしながら 見流した映画 要点はちゃんと覚えているから 説明できれば及第点なんだ 一体誰のために生きているの 一体何のために生きていくの 「僕は僕のために生きる」 なんて言葉 生きる値打ちのある強者の持論かい 投げ出してしまいたい夜も 吐き出してしまいたい嘘も 捨て場のない廃棄物 一人で抱えて明日をどう 生きたらいい? 逃げ出してしまいたい今日にも まだ君の欠片があればな なんて意味のないことを浮かべる 自分の弱さとどう向き合えばいい?