魔法の薔薇もない ガラスの靴もない ランプを擦っても魔人は出てこない このありふれた世界で 僕なりの運命を辿って 君という夢を見つけたよ おはようで始まりおやすみで終わる 物語の書き出しにも入らない 「当たり前」 を噛み締めるように君と ゆっくり ページをめくっていきたいんだ 人に語れるような 毎日じゃなくていい 誰かが期待するような 結末じゃなくていい 2人の特別を少しずつ 一緒に積み重ねていこう 夢を失いそうになった時 自分を嫌いになりそうな時 側には魔法のようなあなたの笑顔 だからリメンバーミー これからは私が支えていくよ 助け合えるそんな家族になろう 2人の魔法の言葉は ビビディバビディブーじゃなくて 目を見て言う 「いってらっしゃい。」 「おかえり。」 「ありがとう。」 「ごめんね。」 これは平凡な毎日を僕らに与え 続けてくれた 「パパとママ」ってまほうつかいが 教えてくれた愛言葉 笑うように泣くあなたを 優しく抱きしめていたい 泣くように笑う君を ずっと側で支えていきたい ありのままの2人でいつまでも カナシミもヨロコビも抱きしめよう 人に語れるような 毎日じゃなかったけど 誰かが期待するような 結末じゃないだろうけど 2人の未来の宝物に いつか聞かせたい魔法の物語がある 人に語れるような 毎日じゃなくていい 誰かが期待するような 結末じゃなくていい どんな物語でも描けるように 当たり前の日々を 与えてあげれるように 一緒に次のまほうつかいになろう 空は飛べないけど 動物とも話せないけど 幸せを呼ぶ魔法の言葉を知ってる 僕らはまほうつかいさ 「いってらっしゃい。」 「おかえり。」 「ありがとう。」 「ごめんね。」 心を込めて何度も唱えていこう