引き延ばす夜に 熱を帯びただけ 互いの頬に 雨を降らせるだけ こうして終わらせる為 はじめた2人じゃ無いのに 永遠に見えていたんだろう 熱に浮かされて蜃気楼 夜も泣いていた 愛が 狂わせたんだな あの日の2人夢中で また惑って 君も泣いていた 掛け違えていたんだな 知らないフリして笑って 抱き寄せて 瞳の奥確かめ合う 熱を帯びただけ 朝になれば消えてしまう 温もりさえも 絡む指に残る誓い合った跡に 瞬間を重ねる様に口付けるの 夜も泣いていた 愛が 狂わせたんだな あの日の2人夢中で また惑って 君も泣いていた 掛け違えていたんだな 知らないフリして笑って 抱きしめて 君が泣いていた 泣いていたんだな。 「愛していた」 なんて名前を呼ぶより 上手に言わないで まぶたの裏がじわっと揺れて 愛は2人の声を隠して なぞるだけの言葉じゃなくて 知らないフリで出て行ってよ 出て行ってよ、 さよなら