何度も来る道に身を預けてみた 凍てつく風 冬の中 雑踏の音 ため息を孕む声 近づいては離れる calmness イタズラ 雲の切れ間が照らす たまゆらに 寄せては返す波のような 不明瞭な映像 繰り返してる この世界の中で 奇跡だったはずの二人は 悲しいほど夢うつつで 記憶を過ぎる 目の前にある傷を集めてみた 形を合わせ並べてく 穏やかさが比較対象になるなら 眠れない日が丁度いい ユラユラ揺れる温度に 何も感じなくて 優しい光が言葉を燃やす 全ては終わる トドノツマリ 君を傷つけた 癒し方さえ知らずに 悔しいほどうつらうつら 漂う記憶 知らぬふりをして 見過ごしたならよかったの? 背中合わせの温もりで 続ける気もない この世界の中で 奇跡だったはずの二人は 悲しいほど夢うつつで 記憶を過ぎる 君を傷つけた 癒し方さえ知らずに 悔しいほどうつらうつら 漂う記憶