悲しいことが一つありました 「それはそれは災難だったね」 嬉しいことが一つありました 誰もそれを気に止めちゃくれない くたびれたシャツの襟を見て 俺みたいだなと思った ありふれた娯楽、仕事、生活 それすら愛おしかった 笑い合った瞬間覚えてる 泣かせてしまったこともある 失くした途端に息ができなくて どんなことだって受け入れられる わけじゃない ぬるいペールエール飲み干して かける言葉は見つからないまま お互いの道を選んだ それだけのこと どれだけのこと? 巷で流行りの曲を聴いて クソ喰らえだなと思った 救いたい人がまだいるのなら よかったね 風吹く日だった覚えてる 重ねた記憶も歌声も ただ手を繋いで肩寄せ合った もう戻れない もう戻らない 笑い合った瞬間覚えてる 泣かせてしまったこともある 失くした途端に息ができなくて どんなことだって受け入れられる わけじゃない わけがない わけはない わけもない
