五線譜の中 並べた君との思い出 煌めいて まだ胸を締めつける 路線図の中 浮かべた懐かしい風景が 揺らめいて 歌になっていた 冷えたあたしの掌 暖める人はもういない 見てた2人の未来図はもう 切り刻んでから捨てたはずなのに 何をしていても 脳裏に浮かぶのはいつだって あの日君に 言われたひどいことばっかだったり 無碍にして忘れられた小さな約束 今も刺さったまま 大抵のことはどうにか受け 入れてきたけど ドアの中鍵をかけて愚痴ばっか 言ってた 大切なものがなにかわからなくなる 前に 明日さよならを言おう ポケットの中 探したあの映画の半券は なくしてしまって 空になっていた 切れた2人の赤い糸 結び直すつもりはないと 言い聞かした 過ぎてしまったことを 考えるのはやめたはずなのに 最低な君に何度も騙されてきたけど 今もまだ信じてる自分が 嫌になったり カーテンのように靡く穏やかな熱が 今も残ったまま 大抵のことはどうにか乗り 越えてきたけど 今回ばかりはどうにもならない 気がして 広すぎる部屋の隅でうずくまる毎日 あさって晴れたらいいね ずっと覚えてくれてたらいいな 話したこと 飛行機雲に願い込めて 私は一人きり 何をしていても 脳裏に浮かぶのはいつだって あの日君に 言われたひどいことばっかだったり 無碍にして忘れられた小さな約束 今も刺さったまま 大抵のことはどうにか受け 入れてきたけど ドアの中鍵をかけて愚痴ばっか 言ってた 大切なものがなにかわからなくなる 前に 明日さよならを言おう 君にさよならを言おう