頭の中は縛るには多過ぎた 語るに難い数珠繋ぎ 泣こうとも考古で綴じて 轍の跡の見あたらぬ遠くまで 余りに遅い羽根椿 明かりも影もないぜ 枯れないまま飛んでいけ 踊り場の窓際 君がいる 時を知って見送るように 神棚のザクロは毒がある 網を振って追いかけようが 知らん顔をしてる 頭の中は縛るには多過ぎた 語るに難い数珠繋ぎ 泣こうとも考古で綴じて 変わればいい 付箋のメモには君がいる か知んないが 大事にとった 鏡の奥には虹がある 覗き込んでぬかるむ声に 振り向いた空には何がある 振り向いた空には 頭の中は縛るには多過ぎた 語るに難い数珠繋ぎ 泣こうとも考古で綴じて 轍の跡の見あたらぬ遠くまで 余りに遅い羽根椿 明かりも影もないぜ 枯れないまま飛んでいけ