健忘症の彼

歌詞

相変わらず空気の匂いには脆いな 最悪も想定内にして よかったと思い直す 心地悪い枕で見てた 近すぎる 横顔も 思わず笑ってしまったね ああそうかと聴いてみた 難しい曲ばかり聴く君が 勧めてきた馬鹿っぽい曲に 泣きそうになったよ ねえ思わず見せた情緒の色に 一体何を思ったのかい? 引かれたかな?惹かれてたなこれが いわゆるアレだったならどうか ベランダから見る夕方で今日も 最悪を想定内にして よかったと思い出す 手を繋いだまま朝までいれたのに かき集めたライターは 付かなかったね やけに明るい言葉も 健忘症の彼なりに優しくて 生ぬるい足の温度に 泣きそうになったよ ねえ思わず見せた少しの未来を 信じたのがダメだったのかい? 時間が経ってちいさな種で 思い出したときに 優しい気持ちになって これでよかったと思えるなら 彼に 彼に 今日こそは言えるだろうか 部屋に溢れた匂いに 夜の光にも気づけた 彼にハグをして言うのさ さようなら もう会わないよ