ひとつもらってひとつ返して そんな繰り返しの中で生きてる ひとつが同時に重なり合って 僕らそんな日々を夢見ている 強く力んで皺になったり 喉元つかえて辞めたリアリティ 誰もが皆 不在届を確かめる 間もなく失くしてしまうんだよ 奪いも傷跡もつけずに 僕らで居られるの? 「失いたくない」 感情の羅列が邪魔をする 限りあるものばっかりが 愛を蝕むよ 誰かに捧げた言葉も 優しさも誰の為光っていく? ひとつ取られて奪い返して 僕らそんな日々の中でぽっかり 照らし合わせず見返りもせず 「ひたむきであれたら」 なんて願っている 見えない刃が僕たちの カタチを変えてしまった 後ろから狙われぬように 潜めては探している この痛みを知ったのは 君に出会う為 そんなことを本気で 信じていれること 君が教えてくれたこと 忙しさを盾にして 僕らは今日だって 誰かの大事な心を壊しても 見て見ぬ振りして お世辞にも上手くはない まとまらなくたって まっすぐに 誤魔化しもせずに灯る音 繋いでいれるように 繋いでいれるように