くらい くらい くらい 君の中を泳ぎながら 夜の旅の途中 カランカランコロン 祭囃子も浴衣姿も 刷りきった記憶 裸足のコンクリート じんわり熱くなる バッテン増えていく 「痛い」と胸を襲う 「辛い」と夜を占める だけど だけど 僕は そんな君が好きだ ひろい ひろい ひろい 街の中で君は誰を愛してるの? 迷う 惑う 紛うことなき夜に触れる度に 傷む日々よ 急いで取り出して 落とした氷が シンクで縮こまる 言えないことの全部は 言わなくていいことだけ 去れど されど 僕は それでも君が好きだ 灯りに弾かれては 懲りずに追いかけてく そんな そんな 僕は 夜の星屑だ 「痛い」と胸を襲う 心臓の奥を締める だけど だけど 僕は そんな君が好きだ そんな君が好きだ
