冷たい風につつかれて リンクして にやけてた くだらないことばかりが 僕らの合言葉だ 会う度にいつも雨降りなのは 僕らを離れさせない為で 無邪気な気体が 踊り溶け出していく 季節ごと包まれて もしも悲しいことなど 全て消えてしまったら この愛しさもきっと 薄れちゃうかな そう言い聞かせてみても やっぱり君の隣がよくて 少しだけ強く握った手と手 簡単がそう難しくてさ 向こう見ず イヤになるね 掴めないものばかりだ この手は何を探してたんだろう? 今夜も世界はひどく霧がかって 少し息苦しくなって ぼやけた色 どっかで点って また熱になっても 季節ごと閉じ込めて なんでもないふりが 一先ず上手くなってた 日々を生きてるけど 声も優しさも 全て捨ててしまったら この哀しみも きっと楽になるかな? もう何度だってよぎるんだろう 本当は君の隣がよくて もしも悲しいことなど 全て消えてしまったら この綻びもきっと忘れちゃうなら いつか出逢ったことも 四隅にしまっておけなくたって いつまでも強く握って 「もう離さない」 そう重ねてた手と手
