誰も見たことないもの 誰も聞いたことない音 誰も知らない今の場所 ここ 誰も見たことないもの 誰も聞いたことない音 誰も知らない今の場所 ここ 誰も見たことないもの 誰も聞いたことない音 誰も知らない今の場所 ここ 誰も見たことないもの 誰も聞いたことない音 誰も知らない今の場所 ここ 1986 映像は青い 陳腐な田舎町は海沿い 初めて手にした映像 庭先 陽だまりの午後の親の背中に 洗濯物と物干し竿 理由はない笑顔 こいつが最初 それからずっと 分裂続ける細胞 見たいものなら まだまだまだ だが儚い生命 優しいあの人の目なら開かない 一人 閉じてく意識 見守る家族は引いてる血 今日も君に差す日は温かい お金と時間削ったねぐら ジーと眺めた手札のカード 覚えたガード それでも前に進む街角 路上のサイファー 100円ライター あそこには愛があった 改札抜けたハチ公前 あっちこっちからやってきた iPhone手前 ガラケー時代 まるで 殺し合いのように殺伐としてる空気 言葉を使ったコロシアム 無理強をせず自分の足で歩む 夜な夜なセッション 誰にも迷惑をかけたつもりはねえよ パスタを食らって腹膨らます ポケットの中の砂利銭で夢つかむ 消費者金融で借りた金で プレスした1st 無理もたたればバーンアウト 過去に阿吽の呼吸をした 仲間ともおさらば Dry Echoes 2000と22 黒いVinyl プレスしたお皿 俺は見越してる50年後 こいつはRare Groove 未来永劫残ってる どこの誰かも 知らない音好きのために スピットしてる 何処の誰かも 理解がされてない 音楽家のスピリットを 誰も見たことないもの 誰も聞いたことない音 誰も知らない今の場所 ここ 誰も見たことないもの 誰も聞いたことない音 誰も知らない今の場所 ここ 古今東西 ここ 君はどこ まだ歩いてるとこ