花のように咲いて 鳥のように舞い踊る 吹く風 見下ろすように 月が笑っている 花たちが運ぶ季節の色や匂いにも 心は鈍くなって 気付こうとすることもなくなって しんどいこの日々をどうやって生き 残るか 目覚ましに叩かれて 命をなんとか綱引きしている 喉に絡んだ言葉はガラガラしている 君が好きだってことさえ 言えないままだよ 花のように咲いて 鳥のように舞い踊る 吹く風 見下ろすように 月が笑っている ロケットに乗って飛んでいった 人類の希望よりも スウェットでパッと過ぎていった しょうもない日を 美しいと思えた自分が 確かにいたことを いつまでも忘れないでいたいな 花のように咲いて 鳥のように舞い踊る 吹く風 見下ろすように 月が笑っている 掃いて捨てるような程 理由も意味もなくて なのになんかいつの間にか 生きるだけになって 目覚ましなんていらない 明日だって歌っていたい 自分の言葉で 自分の命を 一生考えている 一生費やしていく 一生後悔している そして一生大切にする