一瞬でも構わないから この夜が明けてしまう前に 目の前の君に伝えたい 鳴り止まぬ 唄がそのそばに在ることを 星の小さな街に立って 一人が独りになっていく 君の名前を叫んだって 喧騒に掻き消されていく どこにいるかもわからないがどこへ でも行けると知っている 一瞬でも構わないから この夜が明けてしまう前に 目の前の君に伝えたい 鳴り止まぬ 唄がそのそばに在ることを やけに乾いた風が吹いて全て 拐われたって 何故か疑いはしなかった いつまでも信じ続けていた 一瞬でも構わないから この夜が明けてしまう前に 目の前の君に伝えたい 鳴り止まぬ唄はここにあるぜ 君が望むならそうしよう まぁ 望まなくても歌うのかな 空っぽの僕だ ならばせめて 今この瞬間くらいは輝かせておくれ この夜に捧ぐ唄