何度置いてかれただろう 変わって移ろう季節に 僕は馴染めないままで あの春に囚われてる とうにわかりきっただろう 迷って辿りつく先に 君はいるはずもなくて もうどこにも行けないな 顔も名前も 知らない会ったこともない 他人(ひと)の方が近くなるのなら ずっと覚えていてずっと忘れないで 美しい 記憶(もの)じゃなくてもいいから きっと恋と呼ぶには青すぎて ありきたりな日々を 許しあえずにいた それを愛と呼ぶには重すぎて 何もかも忘れて もう一度出会えたなら 「ねえ、もしも…」 なんて絵空事のタラレバ 風に散る花よさよならを教えて 何度置いてゆくのだろう 耽って描いた理想を アンサー輪郭は遥か あの春に溶け込んでる とうにわかりきって猶 巡って芽吹いては咲いた センサー壊れているから まだどこにも行けないな 正しく 生きられない強いわけでもない 僕だけが遠くなるのなら ずっと覚えていてそして忘れないで ほろ苦い 記憶(もの)の中でもいいから きっと恋と呼ぶには青すぎて 不器用なやさしさを わかりあえずにいた それを愛と呼ぶには重すぎて どうか綺麗なまま すべてをやり直せたら 「ねえ、いつか…」 なんて綺麗事のラクガキ 風に散る花がさよならを告げてく きっと恋と呼ぶには青すぎて ありきたりな日々を 許しあえずにいた それを愛と呼ぶには重すぎて 何もかも忘れて もう一度出会えたなら 「ねえ、もしも…」 なんて絵空事のタラレバ 風に散る花よさよならを教えて 「大丈夫、ごめん」 なんて秘め事のレプリカ 風に散る花がさよならを告げてく