描き途中のものは 気付けばもう 目には見えないくらい縮んでいた 柊木の花香る通学路で 流れる川に沿ってペダル漕いだ あの月明かりが夜空にとけて 雲は急ぎ歩きで なにも出来ないまま一年が 終わりそうな気がしたよ 溶けない飴は口に残ったまま 噛んだら溶けちゃうガムを一緒に噛 むのは 難しいね 諦めたよ 大きな夢を見た 叶えたい今でも あの月明かりが夜空にとけて 僕はゆるり歩きで なにも出来ないまま一年が 終わりそうな気がしたよ いつまで経ってもそうだし いつまで経ってもそうだろう いつまで経ってもそうだよ 分かってるけど いつまで経ってもそうして いつまで経っても決めない僕だけど 明日を迎えるよ