歌詞
忘れられないと言っても人は 悲しいもので 思い出の壊れた頭が少しずつ 溢れていく 夜空の星をなぞって 笑ったあの夏の夜も 少し掠れて不鮮明だねこれが "忘れる"なんだね あなたはきっと、この先きっと、 私を忘れられなくて、 私はずっと、この先ずっと、 あなたの側にいるから、 これからずっと、この先ずっと、 涙が止まらなくて、 心がずっとズキっと痛み続けるだけ 星間旅行しようよ、ダーリン あの星の間をなぞって 苦しいのは今だけ、 あと少しで楽になれる? 生還はあり得ないよ、ダーリン あなたの事を考えれば 「掠れた方が楽になる」なんて、 忘れるなんて。 過去になる今日はきっと陳腐な様で 驚きに溢れた「貴方」 が少しずつ掠れていく これが愛だの、言葉の間の 私の怠惰が鬱陶しい! 重なる合いの手、災禍は去った この寂れた病棟で あなたはきっと、この先きっと、 私を忘れられなくて 私はずっと、この先ずっと、 あなたを思ってるから これからずっと、この先ずっと、 あなたは俯いてて それでもきっと透き通る夜空が 輝くだけ 星間旅行しようよ、ダーリン あの雲の間をなぞって 楽しいのは今だけ、 あと少しで会えなくなる 正解はこれじゃないよ、ダーリン 今後の事を考えれば忘れる事で 楽になるなんて 「忘れるなんて。」 写真に私は映らない なのに価値があるだなんてさ 分かんないな。星が写ってるだけ それの何が良いの? 息をするだけで精一杯、 もう息も続かないけど、 いいよ、いつか貴方と 星になってどこかへ行こう 星間旅行しようよ、ダーリン あの星の間をなぞって 苦しいのは今だけ、 あと少しで楽になれる 生還はあり得ないよ、ダーリン あなたの事を考えれば 「掠れた方が楽になる」 なんて消えて逝く 星間旅行しようよ、ダーリン 私の我儘になるけど お願いだから今だけ、 今だけはそばに居させて。 正解が分からないよ、ダーリン 「記憶の淵が溢れるまで 覚えていて」 と呪う程だから。 忘れるまで。
