Track byうずら
絶え間なくサイレンが鳴り響いた 抜け出せば次第にぼやけて 戻る時間が足らなくなって 歩いて、歩いて、すり減るまで 壊れないものは孤独だけと気づいた 君の声は確かに覚え、てる 満たされたことも慈しみも全て ただ君のためにあった 味のしない夜に火をつけた 置いてきたものだけ綺麗だった 確かに触れた分け合えた時間を 嘘にしたくなかっただけ 交わしあった言葉もいつか 消えていって 檻の外で君を忘れても いずれ朽ちて、 そこにまた花が咲いて まだ名前を知らないだけ 気づいた頃にはもう