花や木が枯れて僕ら 大人になっていけば 八月の奥深くに 取り残されていくみたい 川よりも早く流れて たどり着いた時間に 受け入れる事が 出来ずに目を瞑っていた 思い出したらまた話そう 風だけ感じるスピードで 何もかもが変わる前に 少しだけ許し合おう 人は流れ ほつれた糸が 解けなくなる頃にはもう 暗いところで彷徨い 歩き子供を羨ましく思う 与えるように与えられて 閉じない目で考えたら ずれた息で拙い 生活を愛せる気がした 思い出さなくてもきっと 誰かと歩むスピードで 逃げ出しても忘れてもきっと 戻れると願って 見えないものだけ求めても ずっと辛い事は分かっていて 言葉や体温みたいに あなたが見えないといいのに