名前を呼んで 綺麗な声で 西へ沈む 星がひとつ 思い出の海 呼び合うエコーが 頼りなく 漂ってる 光の色と 瞬きだけで 船を導く 星になりたい 波を貫き 遠くを目指した心が歌う海原 新しい世界を呼び寄せて その手を汚した悲しみさえも貴方が 未来へ進む空を照らす灯り 私はひとり 貴方もひとり 灯火をひとつずつ 触れ合う程に近づいて やっと寂しさを照らし合う 涙を拭う 優しい指に 昔どこかで 出会ったような 記憶は巡る 遠くを目指した心が巡る場所には あたたかい光が満ちていた こんなに暗い世界でも 大好きだったよ あの頃はまだ知らずにいたけれど ただ静かに名前を呼んで 貴方の声で私のカタチを 優しく教えて 遠くを目指したふたりが出会う 場所には 懐かしい声が聞こえてくる この手を汚した 悲しみさえもあなたが 未来へ進む 空を照らす灯り 暗い海の向こうへ