ねぇ、どうして黙ってるの? あなたのまばたきすら 見逃したくない 息をするたび焼きついて もう他の光は見えないの 優しさひとつで落ちてゆける 浅はかでもいい それが真実 求め合う理由さえ忘れて ただ あなたが欲しいだけ 目を逸らさないで 心ごと奪ってよ 目を逸らさないで この熱を見つめて 目を逸らさないで まつげ越し震えてる あなたの影しか見えなくなるまで 目が離せないあなたに 舌先で溶かす嘘ならいい だけどこれは 本当の渇き 誰かになれないこのままで あなたにだけ 狂っていたい 一秒でも視線逸らしたら きっと魔法が解けそうで 嘘も痛みも抱きしめるから どうか今夜も黙っていて 正しさじゃ測れないもの それを“愛”と呼んでしまえたら 怖くても構わない あなたがいてくれたなら 目を逸らさないで 心ごと奪ってよ 目を逸らさないで この熱を見つめて 目を逸らさないで まつげ越し震えてる あなたの影しか見えなくなるまで 目が離せないあなたに
