白いバッグを肩にかけて 本屋に入って来た君を 懐かしい気持ちと ときめく思い出と スローモーションで君だけを 見つめてた 赤いくちびると揺れる髪 静かに大人に変わってる 背伸びしても届かない 棚の上の小説 よぎる口づけのシーン 断ち切って呼びかけてた むかしの恋人 戻る程 現在(いま)は若くない 忘れない 情けない あの日が目をつぶる ♪ 今の生活の話をして その場お互いつないでも カフェのガラス越し くせのひとつひとつに 行き場のない 会話だけはもうどうしようもない ♪ むかしの恋人 何て惑わせるよな香り 2秒以上は目と目があっても 心閉じる 祝福とちょっと寂しさで笑ってる いつまでも 手を振り合って 永遠のまま むかしの恋人 戻る程 現在(いま)は若くない 忘れない 情けない あの日が目をつぶる