朱い果実を囓った貴方は 嘘と現実の見分けがつかない Ah 穴の空いた翼広げ 回る廻る墜ちてく 天が消える刹那 光を見た 赤色に染まる 貴方の顔から 命の炎が消えてくのを観て 私は貴方の足に巻き付いた鎖を そろそろ外すことにした 詩にならない 気持ち良くもない 痛みという名の歪んだ愛情 登ってこれるか墜ちて逝くのかは 貴方が私を愛スルチカラ…シダ…イ 想い出の中に消えた私は 過去と未来の狭間を彷徨う Ah 霧の中で夜が目醒め 深く深く沈んで 音が消える刹那 後悔した 青色に染まる 彼の世の闇から 私を呼ぶ声聞こえてくるけど 「ゴメンね、 逝く気は少しも無いのよ」 『コウカイダッテ、 スコシモナイノヨ』 明日は来ないし 眠くもならない 全てを捧げたイカレた契約 登ってこれるか墜ちて逝くのかは 私が貴方に注ぐ愛シダイ 赤色に染まる 貴方の声から 痛みは快楽に変わったのだと 私は貴方の羽根にもうひとつ 大きな杭を打ち込むことにした コトバニナラナイ キモチヨクモナイ 痛みという名の歪んだ愛情 貴方が私に差し伸べたのは… 温かい手じゃなく ツメタイ…ナイ…フ…