暗い部屋 ぼんやり浮かぶ 小さな水槽 眺める2:00 a.m. 遠い国の海によく似た 景色の中で 行き交うネオンテトラたち きっと知らないまま ずっと透明のまま 月日は流れ 息をするたび 肺を満たすのは 今日の雨より 冷たい後悔だけ 息もできずに 溺れるよりはまだ マシだと笑えてた そんな夜 淡い夢 誘われるように 閉じてく意識 微かにサイレン 昔見た 映画のメロディー 思い出すまで 瞼は閉じていればいい 明日になるまで 明日は来ないで 願いは泡へ 声を出すたび 零れていくのは どうでもいいほど 青い感情だけ 声が届けば いつの日かここから 旅立つかもしれない なんて思う きっと知らないまま ずっと透明のまま 月日は流れ 息をするたび 肺を満たすのは 今日の雨より 冷たい後悔だけ 息もできずに 溺れるよりはまだ マシだと笑えてた そんな夜