止まった時計を 大事そうに抱えてたあなたは 壊れた僕を同じ腕で 抱いてくれたんだ 黙った時計は 僕といっしょで寂しがりやなんかな こっそり直したけど 動きたくないみたいなんだ 不思議な夢の中みたいだな でもほら見て ヒバリが鳴いて 光が差し 兵隊は静かに目を閉じ 鐘が鳴って 声が聴こえ さあ僕たちの一日だよ 涙こらえて 哀しそうに笑ってる あなたの代わりに僕が 後でこっそり泣いてあげるんだ ああ、僕らは 二人わがまま同士で それでもずっと 離れられないみたいなんだ 透明な雲の中みたいだな そろそろほら 風が凪いで 光が差し 少年は小さく瞬き 花が咲いて 声が聴こえ さあ僕たちの一日だよ もう目覚めたかな 風が凪いで 花が咲いて ほら見てそろそろ動き出す ヒバリが鳴いて 光が差し 兵隊は静かに息をして 鐘が鳴って 声が聴こえ さあ僕たちの一日だよ 風が凪いで 光が差し 少年は小さく瞬き 花が咲いて 声が聴こえ さあ僕たちの一日だよ